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198話

本当に胸だ……

掴んだ瞬間、趙三斤の顔は一気に暗くなった。

「このスケベ！あ、あなたは……」少女の怒声が響き渡る前に、趙三斤が手を離す間もなく「私の胸から手を離しなさい！」

少女は趙三斤の卑劣な行為と厚かましい言葉に泣きそうになり、涙が目に溜まっていた。もがきながら「もし私の胸から手を離さないなら、わ、私は……」

「どうするつもりだ？」

「警察を呼んで捕まえてもらうわ！」

少女が思いつけるのは、おそらく警察を呼ぶことだけだった。

だが残念なことに、趙三斤はまったく怯えていなかった。

「警察？」趙三斤は少女の体内に玄劲を静かに流し込み、体内に残っていた薬の効果を取...