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185話

これまで、趙三斤はずっと主な標的を劉家と劉一手、さらには県の沈書記からなる悪勢力に定めていた。彼の考えは、機会を見て劉一手と沈書記を失脚させ、劉家の後ろ盾を取り除くことだった。まずは「釜底抽薪」（根本から問題を解決する）戦略で、その後ゆっくりと劉財旺、劉子楓親子との借りを清算するつもりだった。

ところが今。

趙三斤は突然、断塵法師を排除することこそが急務だと気づいた。

断塵法師の修行レベルと卑劣さは、趙三斤の想像をはるかに超えていた。彼を排除するのは決して容易ではない。しかも毎月一人の罪のない少女が犠牲になる以上、一刻も早く彼を除かねばならなかった。

趙三斤は孫悟空ではない。適当に妖怪...