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1190話

「天帝よ、お前を殺してやる。我が子の神魄を四つに分けるとは、ああ……」

九爪金龍は黄小妖の四大霊獣の出現を見るや否や、怒りの咆哮を上げた。無数の溶岩を巻き上げ、その怒りを思う存分に発散させていた。

特に巨大な体で絶えず牢獄に体当たりし、その度に牢獄は淡い光を放った。複雑な符号が金色に輝き、九爪金龍の攻撃をすべて受け止めていた。牢獄はまったく損傷を受けている様子はなかった。

この恐ろしい光景を目の当たりにし、趙三斤は心の中で無数の悪態が駆け巡るのを感じた。これは九爪金龍だ、ただの山林の獣ではない。伝説にしか存在しないはずの神獣が、天帝の宝庫の門番として閉じ込められているなんて、あまりにも常...