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1189話

「三斤の言葉に魔門の老祖は思わず一瞬たじろぎ、虚無の霊魂体が空中でピタリと止まってしまった!

同時に、三斤の突然の変化に、激怒していた魔門老祖の表情が一瞬呆然となり、すぐに眉をはっきりと寄せ、どうしても信じられないといった様子で言った。「お前はいつから私が天地宝庫の守護霊ではないと気づいていたのだ?」

「いつからって」三斤は肩をすくめ、魔門老祖を見下すような目で軽く笑いながら言った。「いつからも何も、最初から知ってたさ。お前が天地宝庫の守護霊なんかじゃないってことをね!」

「ありえん、ありえん……お前は一体どうやって私が守護霊ではないと見破ったのだ?」魔門老祖はまだ信じられないという様子...