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1187話

赵三斤は全てを簡潔に説明した。彼らの前にあるこの実体のない霊魂体は肉眼では見えないものの、彼が知っていることや、その存在意義は極めて重要なのだと。

「陵主、この霊魂体の言っていることは真実だと思われますか？信用できるのでしょうか？」白遠は赵三斤の傍らを食い入るように見つめた。その様子は明らかに半信半疑で、その霊魂体を引っ張り出して確かめたいという思いが見て取れた。

もちろん、同時に白遠は赵三斤の答えを聞きたがっていた。守護霊の意図は明らかで、もし本当に赵三斤だけにその姿を見せるつもりなら、彼ら他の者には相手の影すら見えないわけで、真偽の判断は自然と赵三斤一人に委ねられることになる。

赵三...