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1005話

小平屋から百メートルも離れていない場所で、趙三斤と張爺さんの二人が留まる時間が長くなるにつれ、周囲の空気はますます冷たく感じられるようになった。特に背中は、まるで氷の穴に落ちたかのような寒気を覚えた。

「さっさと片付けよう。何かあっても、ここを離れてから話し合おう。この場所は長居すべきではない!」張爺さんも当然この異様さに気づいていた。特に趙三斤の玄劲の護りがあるにもかかわらず感じるこの寒気は、張爺さんの警戒心を否応なく高めた。

「わかりました」張爺さんがそう言うからには、趙三斤はただ黙って従うしかなかった。丹田から玄劲を引き出し、自分と張爺さんの全身に行き渡らせてから、二人は前進を続けた...