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174話

長寧侯は目の病のため職を退いていたが、軍での威厳は依然として高く、女性であることが公になった後も、昔の同僚や部下がしばしば訪れては旧交を温めたり、軍務を相談したりしていた。特にこの頃は、大斉の騎兵が国境を侵し、朝廷の武官たちが落ち着きを失っている時期であった。しかし唐浅は、今日内務府の大臣までもが特別に訪問してくるとは思いもよらなかった。

唐浅が官職にあった頃、内務府の官員との付き合いは浅く、交流もほとんどなかった。唯一の接点といえば、景帝に仕えていた時、後宮の嫔妃たちが争い合う様子を内務府大臣が報告に来た際、たまたま側にいただけのことだった。唐浅はその時、先帝の表情が非常に苦悩に満ちていた...