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45話
三十三天の外、諸神はここに隠れ、各々が天闕殿閣を守り、紅塵に関わらず、香火も受けない。それゆえに仙界の覆轍を避けられたのかもしれない。千万年来、この三十三天の外は昨日のように清冷で、変わることはなかった。
雲海の中は危機が重々しく、各闕各殿には禁制があり、諸神の中で誰も邪魔されることを望まない。未雨綢繆で五年間の閉関修行をしていた花葬影でさえ、花十七を抱きながら雲海を縫うように進むのは非常に慎重だった。
「兄さん、もう一度殺されるのが怖くないの?」
花十七は花葬影の懐に隠れるようにして小さな声で尋ねた。彼は目を失い、体中の傷が酷く痛み、まだ血が流れているようだった。花十七は泣き叫んでも痛...