神尊を拾って育てる

171話

碧落黄泉 - 日本語訳

碧落黄泉、茫々たる九霄の彼方。上には三十三天の天闕があり、下には十八層の幽冥がある。葬骨が目を覚ました時、もはや天闕の上にはおらず、怨気の最も濃い第十八層の幽冥に横たわっていた。葬骨は再び目を閉じ、無言のまま冷笑した。この様子では、また彼を封印するつもりなのだろうか？

前回の封印はいつだったか？

葬骨は考えてみた。たしか最初の夙蘭宸が彼の腕の中で死んだ時だったか。七情が乱れ、六欲が揺らいだ時だ。秩序の主である彼はそのような感情を持つべきではなかったのに、夙蘭宸が彼に心を与えてから、何かが変わってしまったようだった。

あの時、葬骨はこの果てしない闇の中で一万年...