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984話

「彼女の言うことからすると、離婚は両家にとって良くないことだけど、もう一緒にやっていけないなら、離婚するしかないだろうね」と安二狗は言った。

「これこそが解決策じゃないか？兄貴、俺はまだ兮兮のことを愛してるんだ。ただ彼女の前では自信が持てなくて。俺は茹雲といる時だけ、男としての喜びを感じられるんだ。本当に、兮兮のことも捨てられない。でも彼女に愛されることができない、もう俺にはどうすることもできないんだ！兄貴みたいな強い男が彼女を抱いたと思うと、俺なんかじゃ彼女を喜ばせることなんてできないって思えてくる。彼女は俺といて一度も絶頂に達したことがない。俺にはよくわかってる。最初のうちは彼女も励まし...