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976話

「忠おじさん、彼は秀江市の王書記のご子息だ。彼の父親は俺の息子・大軍の上司だが、その子がどうかしたのか?」安大彪は老人が王俊博のことを指していると理解し、不思議そうに尋ねた。

「そりゃそうだ!お坊ちゃまだからな!あいつが私の茹云をヤりやがったんだ!」安忠は憤慨して言った。

安大彪はそれを聞いて頭が真っ白になった。そんなことがあり得るのか?王俊博は男性の病気を治療するために来たのに、あの小さなモノではろくに役に立たないはずだ。自分の妻を満足させるのも難しいのに、彼の母親ほどの年齢の未亡人に手を出すなんて、あまりにも常識はずれではないか?

安忠が言う茹云とは、彼の未亡人の嫁である。故息子・安...