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965話

「あんたら二人とも、あたしを賭け事の賭け金にしたってわけね。まあ、いいわ、認めてやるよ。でもさ、一体何に賭けたわけ?どうやってこんな賭けになったの?なんかすごく怪しいんだけど」娜娜は疑わしげに尋ねた。

「かみさん、大したことじゃないんだ。今日、香草姉さんが難産だっただろう?俺は二狗がそんな遠くから来た香草姉さんを助けられないって賭けたんだ。到着した時にはもうダメだって言われてたからさ。でも二狗は、まだ生きてるなら何とかできるって言い張ってな。もし香草姉さんを助けられたら、お前と四十九回やらせろって。俺はその時頭に血が上って、いいぞって言っちまった。もし助けられなかったら、俺が安思雨と四十九回...