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92話

座り込むと、卑猥な目つきで安二狗の顔をじろじろと眺め、その表情から何かを読み取ろうとした。

「兄貴、安二狗が村長の奥さんを助けたんだから、関係が並じゃないのは当然だろ。それに、俺に助けられた時なんざ、感動しすぎて娘の秀児を嫁にやるって言ったんだぜ。俺を養子にするってさ。どうした?妬いてんのか?気に食わねぇのか?独り身の相棒がいなくなって不満かい?」安二狗は容赦なく言い返した。

「へへへ、そういう意味じゃねぇよ。ただ、杨美玲がここ数日、お前にやけに優しいのが不自然だと思ってな。特にさっきなんか、お前が気絶してる間に、お前の巨大なモノをこん棒みてぇに扱いてたんだぜ。考えてみろよ、オバサンが若い...