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822話

龍兄は中で太極拳を練習していた。その一挙手一投足はなかなかのものだった。安二狗は太極拳が好きではなく、それは武術ではないと思っていた。時間の無駄だと感じ、彼は直接的な戦いを好んだ。誰が速く、誰が力強いか、それが勝者を決めると。

少なくとも、安二狗は幼い頃からそのように戦ってきて、一度も敵わない相手に出会ったことはなかった。

もちろん、龍兄も彼の敗北者の一人だった。そうでなければ、娘の龍仙兒が安二狗と寝ることなど許さなかっただろう。

傲慢で横暴だった娘が大人しく安二狗の腕の中に寄り添って自分の側に来るのを見て、龍兄は動きを止め、笑みを浮かべた。上から下まで若いカップルを見つめ、数日のうちに...