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795話

「一言で言えば、ここは景観が格別だな!」

瞑想するように瑜伽に没頭していた蒼井石子は、男の特有の気配を感じ取ったのか、驚いて振り返った。安二狗がベッドの前に立ち、彼女の敏感な部分を卑猥な目つきで見つめているのに気づき、慌てて姿勢を正して、ベッドに正座した。

「二狗、いつ入ってきたの?どうしてノックもしないの?それって、とても失礼だって分かる?」

安二狗は両手を広げて、下品な笑みを浮かべた。「石子さん、すまない。俺もお前の美しさとセクシーさに引き寄せられてしまって、気づいたらここにいた。悪かったな!でも、お前の瑜伽、すごく上手いな。俺にも教えてくれないか?」

「え?瑜伽を学びたいの?」蒼井石...