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711話

彼女の恥ずかしそうな頬を見つめながら、玉のような手で秘部を隠す彼女に、安二狗は全身で覆いかぶさった。

「俺の可愛い子、もうすぐお前は俺の女になる。本当の女になるんだ、どうだい?」安二狗はニヤリと笑った。心の中で、安二狗は好色だが、堂々とした色狼だ。決して無理強いはしない。楽しみたければ楽しく遊び、嫌なら決して強要しない。だが今まで、安二狗に焦らされて遊びたくないと思った女はいなかった。

「安先生、あなたは全部わかっているのに、どうしてわざわざ聞くの?意地悪」王欣は恥じらいながら彼を見つめ、甘えた声で言った。

「だって安二狗は民主的な男だからさ。愛する女に専制政治はできないだろ?」

「あ...