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619話

「こんな人里離れた荒野より適した場所はないわ。声が天まで届いたとしても、誰も邪魔する人はいないわ。だって、普段ここには誰も来ないんだから」

安二狗は静心を草むらに抱き寄せると、たっぷりと愛し合った。欲求不満だった静心は天にも昇る快感を味わい、何度も絶頂を迎えた後、草の上で震えながら横たわっていた。安二狗に殺されそうになるほどだったが、それは喜びの死であり、この上ない心地よさだった。

安二狗も同様に満足していた。「くそっ、女ってのは本当に不思議な生き物だな。一人一人味が違うぜ、最高だ!」尼僧はやはり尼僧、その味わいは格別だった。「マジで気持ちいい!」淫らな尼僧ほど気持ちがいい。「静心、もっと...