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602話

彼は自分の下半身を見下ろしてぎょっとした。自分のモノが焦げたニンジンのように変色し、さらに異常に腫れ上がっている。指で軽く触れてみたが、まったく感覚がない。彼の心に不吉な予感が押し寄せた。これはもう駄目なのではないか!

そこで、彼は恐怖に満ちた目で玉蘭を見つめた。「玉蘭、俺のアソコがまったく感覚ないんだけど?壊死してるんじゃないか?もう二度と使えなくなるんじゃ...」安岩は泣きそうな声で尋ねた。玉蘭はこの事実を彼が受け入れなければならないと知っていた。隠し通せるものではない。だから、ため息をつき、小さく頷いたが、彼をどう慰めればいいのか言葉が見つからなかった。

この様子を見た香草は耐えられ...