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601話

「しかし、彼の局部は救えない。神経組織がすべて壊死しており、再生の可能性もない。恐らく今後、男性としての機能は失われるだろう」

「え?これは...安先生、一切の望みもないのですか?うちの安岩はまだ三十歳ですよ!」安民は愕然として尋ねた。

香草はさほど落胆した様子もなかった。彼女に暴力を振るってきたこの男を、彼女はとうに愛していなかった。これでよかった。もう二度と彼に苦しめられることはない。これからは二狗との関係に専念できる。だから彼女は気さくに言った。「おじさん、それでも安岩は命が助かったんですよ。それに、私たちにはもう二人の子供がいるんだし、家系は続いているんですから」

「香草、何を言...