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551話

「二狗兄貴はこれを虚々実々というんだ。そうじゃなきゃ、姉妹二人の見分けもつかないよ。二人とも怒って帰っちゃったら、二狗兄貴はどうやって生きていけばいいの?さて、今はね!二人とも抱きたいけど、どっちから始めようかな?そうだ、目を閉じて適当に指を指してみよう。私の指が指した方が王様のお伴をして、朕が思う存分可愛がってあげよう、どうだ?」安二狗は安思晴姉妹に笑いかけた。

「いい気になって、一人ずつなんてやる気?夢見すぎよ、私たち一緒にするから、ははは...」そう言いながら、安思晴と安思雨の姉妹は安二狗を奥の小部屋へと引っ張っていった。安二狗はもちろん願ってもないことで、モニカに向かって顔をしかめて...