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484話

「それともベッドに入ってすぐ何回かで終わっちゃって、彼女を満足させられないか。」

きっと昨晩は陳ママとの初めてだったから、新鮮さもあって上手くやれたんでしょう。でも今日はダメよ。

あの年齢の男性なんて、六十過ぎの男が、そんなに強いわけないじゃない!昨夜やったばかりで、今朝またするなんて、新陳代謝がそんなに早いわけないわ。絶対力不足で陳ママを満足させられないのに、陳ママの欲求だけ掻き立てちゃって。

同じ女として、女が女を苦しめるのは辛いわ。陳ママは三十歳で未亡人になって、もう四十五歳。十五年も男性がいなかったのよ。はぁ...もういいわ、私が犠牲になるしかないわね。そう思うと、秀児の目から涙が...