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372話

「私たちの子供は彼らの王姓を継いで、王家の子になれるのよ。彼らだって喜ぶわ。だって私はまだ彼らの嫁だし、あなたは俊博お兄さんでしょう。そういう関係がある以上、外から養子を迎えるよりいいじゃない？」

「でも俊博を治せる自信があるんだけど...もし俊博の病気を治して、それでもあなたと一緒になるなんて、何か心が落ち着かないんだ。もちろん、さっきも言ったけど、兮兮、僕はあなたのことを好きだよ。初めて会った時から抱きたいと思ってた」

「わかってるわ。あなたの目が全部語ってたもの。だから考えすぎないで、自然に任せましょう！これからはあなたの思う通りにして、俊博の病気をしっかり治して。同時に、私とも一緒...