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2652話

一方、安二狗は蒋英の傷の手当てをしていた。全過程はわずか30分ほどで、蒋英も目を覚まし、赤ちゃんも綺麗に洗われ小さな服に包まれていた。安二狗は思った、この小さな命は娟子が産んだ虎子そっくりだ、間違いなく自分の子だと。

「かみさん、見てごらん、俺たちの息子だ。本当によくやったな！」安二狗は幸せそうに赤ん坊を抱き、蒋英に手渡した。

蒋英は年老いてからできた我が子を抱きしめ、涙が雨のように溢れ出た。感動で胸がいっぱいだった！李健はいなくなったが、ようやく自分の子供ができた。彼女は感極まって安二狗に言った。「二狗、ありがとう、また母親になれて本当にありがとう」

「いや、かみさん、俺こそありがとう...