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2439話

電話を切った後も、アキノは引き下がるつもりはなかった。今の力に満ち溢れた状態が気に入っていて、撤退すれば再び萎えてしまうのではないかと恐れていたのだ。

そのまま彼はエミールとの摩擦を軽く続け、快楽を作り出していた。エミールはもう彼に構わず、動くのも面倒くさそうにただ横たわっているだけだった。

アキノが振り返ると、アン・アーゴウが彼の二人の若い妻を抱きながら彼らの戦いを見ていた。彼は誇らしげな表情を浮かべ、二人の若妻の前で面目を保ち、男としての尊厳を取り戻したように感じた。もちろん、アン・アーゴウの助けには本当に感謝していた。

「アンさん、ありがとうございます!すごいですね、全然射精したいと...