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2269話

「俺の大佐義兄貴よ、こっちに座ったらどうだ!安二狗はお前を傷つけたりしないさ。アルヤとアルニのためにも、お前に何かするつもりはない。実を言うとな、お前らが兵舎を再編成する前に、俺はお前の妹のアルニとやってたんだ!彼女のことは本当に気に入ってる。もちろん、お前の妹も俺のことが好きでね。俺が姉妹のテントに入ると、すぐに場所を空けて、彼女の寝袋に潜り込ませてくれたんだ。昼間じゃ物足りなかったってことさ。彼女はまだまだ安二狗が必要なんだよ。こんな関係なのに、死に物狂いで争う必要があるかい?」安二狗は下卑た笑みを浮かべながら言った。

「何だって?お前、昼間もアルニと関係を持ったのか?」アルテは愕然とし...