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2230話

「今すぐ武器を置いて、軍に投降すれば、減刑の可能性もある。二狗、私は軍で長年勤めてきた。死刑にならない限り、何とか助ける方法はある」

「兄貴、それは無理だ。俺がこうして武器を置いて投降するなんて、俺が同意しないのはもちろん、仲間たちも決して認めない。それじゃ何の解決にもならない。こうしよう、上官に聞いてみてくれ。どういう条件なら俺の死罪を免除して、フィリピンから出られるのか。もし兄貴の言うやり方しかないなら、政府と最後まで戦うしかない」

ジオド将軍は話を聞くうちに、安二狗の意図がはっきりと理解できた。自分の立場で考えても、安二狗の行動は理解できる。彼は頷いて言った。「わかった。すぐに上官に...