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2170話

「政府軍が我々と交渉しなかったらどうする?」誰かが尋ねた。

「ありえないさ。お前たちの支援があるというだけじゃない、俺一人でも奴らを翻弄して頭を抱えさせる自信がある。政府軍の上層部を悩ませ、俺たちを始末できなくて将軍たちが次々と失脚する事態にしてやる。奴らには手の施しようがなくなるさ」

「大将、相手の装備と軍事的な質では勝ち目がないって言ってたじゃないですか?このまま追い詰めて大規模な攻撃を仕掛けられたら、終わりじゃないですか?」

「そんなことはない。俺がいる限りそんな状況にはならない。その時は奴らに対処する方法がある。今は言えないが、とにかく、俺は奴らの軍と政治の首脳に分からせてやる。...