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212話

「今回もすごく気持ちよかったな」安二狗は思わず満足げに息を吐いた。たっぷり30秒間の射精で、一滴残らず全部注ぎ込んだ。至福の極みだった。

安二狗は娟子の上に数分間覆いかぶさったままだったが、彼女を圧迫して傷つけるのが怖くなり、唇にキスをした。そのキスで娟子は目を覚ました。安二狗が与えてくれた充実感と安心感を感じながら、安二狗が降りようとすると、娟子は許さず、彼の腰をきつく抱きしめた。

「二狗、抜かないで、このままでいて。本当に幸せ。あんたったら、ロバのクソみたいな奴だけど、安海より万倍もいいわ。姉さんが女になってから初めて、本当に女になった気がするの。あんたに離れてほしくないわ」娟子は感極...