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1768話

「二狗兄さん、来たわ。どうすればいいの？私、経験ないから、教えて欲しいの」林麗は恥ずかしそうに言った。

「え？あぁ！お前...林麗、まさか処女なのか？」安二狗は驚いて尋ねた。彼女が経験ないと言った途端、安二狗は当然混乱した。彼の目から見れば、林麗は二十代半ばで、大学も出て、しかもフィリピンという男女関係が比較的自由な国で働いているのに、処女を守っているなんて理屈が通らない。あまりにも奇妙すぎるじゃないか？

「うん！私...あなた、私を見下してるの？」林麗は安二狗がこの歳で処女だなんて魅力がないと思っているか、何か問題があると思っていると勘違いした。彼女自身も確かに自分に自信がなかったが、本...