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1749話

一方、他の部族はほとんど現代的な雰囲気を持ち始めていた。ということは、この通りかかった部族はウルムチから戻ってきたか、あるいはウルムチへ向かう途中でここを通過しているのかもしれない。

そう考えた安二狗は蒋英を抱き寄せ、彼女に言った。「嫁さん、一緒に見に行こう。まずはアーチーに芭蕉の葉を持ってきてもらって、お前の体を隠そう。この部族が一体何者なのか、この目で確かめたい」

蒋英は本当は行きたくなかったが、彼女は安二狗の通訳役として必要不可欠だった。仕方なく同意し、アーチーに芭蕉の葉を持ってこさせて腰に巻き付け、上半身も芭蕉の葉で覆った。

不思議なことに、こんな格好でも彼女は美しく見えた。やは...