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1516話

「ふふ、そうです、旦那様。こちらは当店の看板商品で、一番高価なものでございます。これ以外でしたら、あちらの八万円のネックレスも非常に素晴らしいですよ。旦那様は奥様を大切にされる方だとお見受けします。八万円のネックレスなんて、普通の方なら夢のまた夢ですから！こちらの五十万円のものは、もしお金をお持ちでしたらぜひお買い上げください。十分なお金をお持ちでなくても大丈夫、あちらのネックレスも奥様の首元にとても似合いますよ！」店員は口が上手かった。

しかし、周りで見ていた男性たちは軽蔑の目で見物し始めていた。「ほらみろ、見栄を張ってるって言ったろ！さっきの勢いはどこいった？一番高いのがほしいんじゃなか...