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1276話

「でも中から強烈な男女の入り混じった匂いが鼻を突いた。入ってきたのは十七、八歳の少女で、リリと呼ばれていた。美男子とママが部屋から出てくるのを見て、驚いて叫んだ。「玉姉さん、昨夜は自らお相手したの?いつもは絶対しないって言ってたじゃない。そういうことなら私たち妹に任せてよ!」

「この子ったら、まだ処女なのに誰がお前にやらせるものか。消えなさい!あたしの大事な男を譲るわけないでしょ。そうそう、今後は義理のお兄さんと呼びなさい。劉斉はあたしが蹴ったわ。彼こそあなたたちの本当の義理の兄よ。二狗、彼女はリリ。うちの店で一番若い妹よ。活発で明るい女の子。劉斉のろくでなしがずっと彼女の処女を奪おうとして...