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1013話

杨蜜儿は不機嫌そうに彼を押しのけた。罵りはしなかったが、目には失望の色が浮かんでいた。安朗も自分を強く責め、申し訳なく思っていた。

「蜜儿、ごめん、興奮しすぎて!全然我慢できなかったんだ!」安朗は気まずそうに笑った。

杨蜜儿は彼を一瞥し、自分で下の方を拭き始めた。「あなたいつも我慢なんてしたことないじゃない。私、あなたとしてる時に一度も絶頂感じたことないのよ。ほら、二姉の旦那さんなんて、田妮お姉さんをイかせまくってるじゃない。田妮お姉さんずっと絶頂してるのよ!あれこそ女として幸せってものでしょ!」杨蜜儿は不満げに言った。

「二姉さんの旦那は生まれつきの才能だよ。特別な例だ。彼以外に誰がそ...