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981話

私は呪いを解くために来た、運命に抗うために来た。

だが知らなかった、時に運命に抗うことさえも、運命の一部になり得ることを。

そして今、大巫師は私が呪いの試練を通過したのを見て、大いに喜び、私に対する態度はより一層優しくなった。彼は親切に告げた、最後の試練は神像の頂にある扉の向こうにあると。

私は階段を伝って神像の頭頂まで登り、確かにそこに小さな扉が現れているのを見た。

この扉の前に立った時、第九の鐘の音が竹都全体に轟いていた。

その音は耳を劈くほどに響き渡り、私がいわゆる「人の中の王」になったことを示していた!

なぜなら、この試練は全部で九つあるが、第九の試練は伝えによれば命の危険が全くないも...