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900話

それは非常に古風な船だった。現代の電動船でもなく、蒸気船でもなく、まさに古代の帆船そのものだった。

さらに奇妙なことに、この船の素材はまるで石のようだった。おそらく水面に浮かぶことができる軽石のような素材で、魔鬼湖の水中で見たトカゲ人の船型祭祀場と非常によく似ていた。

さらに、船の上には多くの人影が行き来していた。

これには心から驚かされた。

魔鬼湖にこんな船があるはずがない!

コワ族の人々は水をひどく恐れていて、船はおろか、湖に近づくことさえ不吉なことだと考えられているのだ。

私はもう死にかけているのだろうか?これは私の魂が見ている光景なのか?

もしかして古代の英霊が戦船を操り、私を果てしな...