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888話

「その声は最初に聞いたとき、かなり恐ろしく、とても不気味だった。

だが目を凝らしてよく見てみると、少し安堵して、複雑な気持ちになった。なんと、この奇妙な叫び声を発していたのは、何か不気味なものではなく、小五郎というヤツだったのだ!

小五郎はこの時、腐敗した食物の流体の山に倒れ込んでいて、体はねっとりと汚れ、吐き気を催すほど汚らしかった。

玉城瑶はためらった後、やはりこいつをその気持ち悪いものの山から引き出した。

この胃の空間はどこも粘つく襞だらけで、動くだけでもかなり体力を消耗する。本来なら、玉城瑶にはあいつを放っておけと言うつもりだった。死なせてしまえばいいじゃないか?

しかし、よく考えてみ...