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851話

彼らの私に対する態度は、ますます尊崇の念に満ちたものになっていった。まるで心の底から私が魔王の化身であることを認めたかのようだ。

私が近くの村がどこにあるのか尋ねると、蝋色の顔をした者たちは皆、目を輝かせて喜び、興奮した様子で先導し、彼らの故郷を案内しようとした。

我々は海岸線に沿って東へと歩き始めた。すぐに、背後の毒を含んだ赤い林が徐々に薄れていき、黒々とした崖壁が次々と姿を現した。

そして、コワ族の人々のほとんどは、この崖壁に住んでいたのだ。

最初は理解できなかったが、すぐに納得した。地面が毒素に満ちているため、下で休めば突然死する恐れがある。だから彼らの家はすべて高い石壁に穿たれた...