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847話

命もないのに、色気に溺れるなんて、愚かすぎるだろう。

ただ、私の体に何か奇妙な呪いがあるという事実は、この女には打ち明けられない。

ずっと手首の印を慎重に隠してきたのだ。もしこの女に私の状況を知られでもしたら、彼女が何をするか分かったものではない。

「見れば分かるわ、あなたは去ると強く決意しているのね」

神女は私を一瞥してから言った。「でも、たとえあなたが去っても、私はあなたの功績を忘れはしないわ。あなたが去る時には、アルオというお馬鹿な娘の面倒を見てあげることもできるし、もし彼女を冒険に連れていきたいなら、それも止めはしないわ」

確かに、魔鬼の湖へ行くのにアルオを連れていくのは良い考えと...