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781話

テーブルを盾に使い、私は銃を取り出して部屋のドアの外へ向かって乱射した。

銃の威力は侮れないもので、しばらくすると私を取り囲んでいた連中は十数人も倒れていた。

この恐ろしい戦闘力に、不速の客たちは動揺し、残された者たちの動きが明らかに慌ただしくなった。

「撤退!」

誰かが大声で命令を下した。

彼らは素早く逃げ始めた。

こいつらは一目で専門的な訓練を受けているのが分かった。逃げるだけでなく、死体さえ一つも残していかないとは。

この光景を見て、私の心にも理解が浮かんだ。この月亮城でここまでの水準を持つ者といえば、おそらく官の人間くらいだろう。

普通の盗賊が、ここまで訓練されているはずがない。

しか...