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775話

「この男の腕力はとんでもなく恐ろしいものだ。石で作られた弓を引くなんて、そう簡単なことではないだろう!」

私はというと、ショットガンを取り出した。

漆黒の金属の銃身を見て、蛇王は首を傾げた。「兄弟、それはなにか棒のようなものか?」

「これは私が特別に作らせた強力な神器だ。降参したほうがいい。これが一度発動すれば、死なないまでも重傷は免れないぞ」

私の言葉を、蛇王はあまり信じていないようだった。

「いやいや、そりゃあまりにも嘘くさいぜ。これは鉄の棒みたいなものじゃないか。お前の言うほど恐ろしいのか?そんなに殺傷力があるというのか?」

「本当のことを言っているんだ。もし私たちの仲が良く...