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768話

このやつはおそらく日常的にこういう戦いをしているな、経験豊富そうだ。

「ハハハッ、これでどうだ、このやつがまだ威張れるもんか!」

黒い顔の衛兵は嬉しそうに笑いながら、周りの連中と一緒に俺を指差して何か言っていた。

何気なく奴の顔を見た俺は、ますます奴のことが気に食わなくなった。

この街で足場を固めたら、必ず機会を見つけて奴を懲らしめてやるつもりだ。

すぐに試合が始まった。

「ご主人様は最強です、絶対に勝てますよ!」

アルオは闘技場の端から手を振り、大声で俺を応援していた。

俺は彼女の方を振り向いて微笑み、心配するなと合図してから、すぐにテツガシラとの戦いに入った。

このテツガシラの実力は確かに...