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762話

「門番のくせに、図々しい奴らだな。こんなことを誰も取り締まらないのか?」

この野蛮人たちの制度がどうなっているのか、正直理解に苦しむ。

まあ、考えてみれば当然か。後進的な封建制、いや奴隷制の文明だ。無法地帯も珍しくないだろう。

今の気持ちとしては、ショットガンを取り出して、あの野郎どもを一発で吹き飛ばしてやりたいところだ。

だが冷静に考えると、今あいつらを殺せば、街に入るのは難しくなるだろう。外の兵士たちに追われることになる。逃げ切れたとしても、厄介なことになる。

だから、今は一時的に頭を下げることにした。街に入ってから、あの小物どもを処理する機会を探そう。

俺はこれだけの実力があるんだ。街に...