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721話

「今はお金も銃を使えるし、他の野生の女の子たちも実力は弱くないから、守りは問題ないだろう」

実は私は楚楚も残そうと思っていた。

だが、楚楚は妹の安全を心配して、どうしても私と一緒に行きたいと言い張った。

少し考えた末、結局同意することにした。

紗子という女がどんな陰謀や策略を持っていようと、来るものは受け止め、何が起ころうとも対処すればいいだけだ。

彼女が言っていた洞窟はかなり遠く、私たちは三、四時間ほど歩いてようやく目的地に到着した。

すぐに紗子の言っていた洞窟を見つけた。

この洞窟はなかなか特徴的で、外側にはブドウのようなつる植物が絡みついていた。

周囲には人が生活した形跡があり、以前紗子...