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701話

時が流れるにつれて、人に神の恵みを授ける方法も徐々に失われていった。それからというもの、人々の神授者に対する態度も次第に変化していったのだ。

偶然の巡り合わせで神授者となった者は、その「幸運児」がたいてい野人の王になることができた。

神殿にとって、神授者が王となることは神権の強化に他ならない。

王室にとっては、結局のところ、この種の神授者は数ヶ月も生きられないため、実際には多くのことを変えることはできない。王族の者たちは不満を抱えながらも、多くの場合は渋々我慢するしかなかったのだ。

「これで私の神授者としての身分は確定した。王になるのも遠くないな」

私は心の中で考えを巡らせた。「私が野人の王に...