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700話

この光景は、間違いなく人々を震撼させた。

広場全体が静まり返り、針が落ちる音さえ聞こえるほどだった。山虎たちの尾人たちも一人一人呆然とし、頭が回らなくなっていた。「彼が?神王・麓の代弁者だって?」

多くの野人部族は神権至上主義だったが、聖部では王権が非常に強大だった。そのため、多くの野人たちは神王についての伝説すら忘れてしまっていた。

もちろん、これは聖部が発展した証でもあるのかもしれない。

文明が発達すればするほど、神への崇拝は薄れていくものだ。

「神授者とは、最も古い王である。彼らは偉大なる神王・麓の最も忠実な執行者なのだ!」

烈山秋はタイミングよく言った。その声には冷たさと威厳...