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671話

次の決戦は、今回のように簡単にはいかないだろう。一体どんな試練が待ち受けているのか。

この決闘には八人の選手がいたが、今や生き残っているのは私ともう一人だけだ。

間違いなければ、私の対戦相手は前回の勝者、あの浅黒い肌の屈強な男だ。

奴は片目が見えず、左目に包帯を巻いている。一見厨二病っぽいが、実際は本当に目が見えないのだ。人を倒す手段も容赦なく、私はさっきそばで目の当たりにした。

前回の戦いで奴はかなりの重傷を負ったはずだ。そう考えると、私にもチャンスはある。

もちろん、神殿の連中にも警戒しなければ。

休憩室で、侍女の欣欣の世話のおかげで体力をしっかり回復させた。あっという間に夕方になった。

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