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667話

今や持久力勝負だ。

私たちはこれほど長い間激しく戦い続けてきたせいで、蛇模様の男の動きはかなり鈍くなっている。明らかに体力を大きく消耗しているようだ。私も疲労が押し寄せてくるのを感じるが、奴とは違うところがある。私の体の奥底には、何か狂気めいたものが潜んでいるような気がするのだ。

戦い続ける限り、この狂気が私に力を与え続けてくれる。

おそらくこれも、あの呪いと関係があるのだろうか?

もちろん、今は私に有利なことがもう一つある。蛇模様の男が疲れてきて、力が弱まったということだ。これによって私の格闘術がより効果的になっている。

茜が教えてくれた格闘技は、その源流には中国武術の技と西洋軍隊格闘術の容...