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605話

ほどなくして、私たちは目的地に到着した。

そこは巨大な岩が点在する奇妙な広場だった。

それらの巨石は七、八メートルもの高さがあり、中でも最大のものはもはや岩というより小さな丘のように見えた。

私たちがいる場所はカルスト地形の地域で、この辺りの岩石層は非常に脆く、崩れやすいため、通常は細かい石ころばかりが目につく。

このような巨石がここに形成されるのは、ほぼ不可能なはずだ。

しかし今、ここには数多くの巨石が存在していた。

心の中で私は、これらの石はすべて人為的に運ばれたものではないかと疑っていた。

すぐに私たちはそれらの巨石に登り、下を覗き込んだ。驚いたことに、この巨石は中が空洞になっており...