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573話

「その小さな川の周辺も結構危険だよ。時々奇妙な動物が走り抜けるし、白化したコウモリが飛び回っていて、本当に肝を冷やす思いだ」

しかし、幸いなことに、一度大きなムカデと戦った以外は、あまり危険な目には遭っていない。

そうして、合計で六日が過ぎた。

私が積み上げた石の山は、すでに五メートル以上の高さになっている。

このペースで続ければ、あと三日もあれば七、八メートルまで積み上げられるだろう。地上からあの大きな穴までは十メートルもないので、その時勢いよく飛び上がれば、間違いなく穴の縁を掴んで、体を引き上げることができるはずだ。

そして時には良いことが重なるものだ。

こちらで石を積み上げる...