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557話

「こいつら数が多いくせに小さくて、俺たちが仕掛けた罠なんて全く効果がないんだ」

幸いなことに、俺たちの所には虫除けの粉がたくさんあった。本来なら夏に使うはずのものだったが、今は仕方なく地下室から取り出して、あちこちに振りまいた。

それに、歯を食いしばって虫除け粉を湯に溶かし、何人かの女の子たちに体を拭かせることにした。

水資源が極めて厳しい状況で、これは間違いなく大きな消費だった。

だが今はもうどうしようもない。これをやるしかないんだ!

俺はこの女の子たちがサソリに刺されないか心配だった。自分のことはどうでもいいが。

今や俺の体はますます奇妙になってきていて、多くの動物や虫、蛇など...